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仮163)病院の禁煙治療は救世主となるのか

「禁煙なんて簡単さ 何度もやったことがある」と皮肉なジョークを言ったのは
作家のマーク・トウェインですが、禁煙を試みては挫折する人は今も後を絶ちません
病院の禁煙治療は彼らの救世主となるのでしょうか

「病院での禁煙治療について」
カウンセリングでニコチン中毒か判断 ガムやテープ・薬で治療
病院での治療はカウンセリングから始まります
                  治療に使われるのは禁煙ガムやテープ、内服薬です
愛煙家にとって禁煙はストレスですし、吸ってはいけないと思うと余計に
吸いたくなると思いますが、ご自身の意思で禁煙にチャレンジするのはよいことです
禁煙外来ではまず医師のカウンセリングを受け、本当に禁煙する意思があるか確認
日頃の喫煙の状態からニコチン依存症であるか診断します
ニコチン依存症で禁煙の意思がみられれば治療開始日を決定します

はじめは喫煙しながら薬を飲み、段々と吸わないように減らしていきます
内服薬の作用でタバコがまずく感じられ、自然に吸わないようになるため
                         我慢や辛抱が必要ということはありません
タバコを吸いたくなったら禁煙ガムを噛みます
噛み続けるのではなく、数回噛んだら5分ほど口の中におきます
これを繰り返し、3か月ほどを目処にガムを噛む回数を減らしていきます
テープはニコチンを含むものを身体の一部に貼るだけの簡単な方法で
                 大きいサイズから徐々に小さいものへ変更していきます
内服薬は禁煙時のイライラを抑えると同時に
                          喫煙したら不快にさせる効果があります

成功率は8割 もっとも大事なのは本人の強い意思
約8割の人が禁煙に成功するものの、治療後にまた吸ってしまう人もいるようです
禁煙の成功には本人の強い意思がもっとも大事です
タバコは依存度が強く、喫煙年数や本数に比例して依存度も高くなります
途中で喫煙したくなっても医師のサポートがあるため多くの人が禁煙に成功しますが
                         約半数は1年後に喫煙を再開する状況です
禁煙にはなにより強い意思が必要です
機関や禁煙法にもよりますが、費用は3割負担で 10000~20000円です
期間は8~12週ですが、もっと早くに成功することもあります
費用が高いか安いかは人によりさまざまでしょうが、400 円のタバコを1日1箱吸うと
月30日で12000円になり、8週で22400円、12週だと33600円、1年で146000円です
禁煙すればこれだけの金額を別のことにまわせるようになります
成功率は8割ぐらいですが、人に勧められて嫌々始めた場合
                       治療終了後にまた吸ってしまうこともあります
そうした背景も禁煙が継続できるかの要因となりますが
        喫煙は呼吸機能の障害や肺癌リスクもあり、百害あって一利なしです
やめたほうがよいのは間違いありません

病院の禁煙治療ではガムやテープを使い、内服薬がこれをサポートしてくれます
成功率は8割と高いものの、本人の強い意思がもっとも大切です
健康のために禁煙を成功させましょう

喫煙は肺を真っ黒に汚染し、肺がんや慢性気管支炎の原因になります
しかし、禁煙すると肺は徐々に元の状態に回復していきます
では、禁煙の成果は、肺の色にどれほど現れるものなのでしょうか

真っ黒だった肺の色が、ピンク色に戻るために必要な時間は?
タバコで汚染された肺の細胞が元の状態に戻るには、ある程度の期間が必要です
しかし、肺を切り開いて、喫煙中と禁煙後の肺の色を比較することは
                            現実には難しいというのが答えです
禁煙してから肺がんのリスクが低下するのは5~10年後で
 喫煙しない人と同等の肺疾患の罹患率になるのは10~15年後と言われています
喫煙期間や本数にもよりますが、真っ黒になった肺がどれくらいの禁煙で
                    元の綺麗な肺に戻るかは、はっきり分かりません
ある説では、綺麗なピンク色には戻らないとも言われています

禁煙は、肺を確実にキレイにする
禁煙を続けることによって、肺の汚れは少しずつ取り除かれていきます
肺の色だけでなく肺の機能を禁煙前と比較すると
                   肺がキレイになった感じを実感できるかもしれません
禁煙すると24時間後には肺が浄化作用を始め
               3日もすれば体内からニコチンが抜けきると言われています
禁煙が3日坊主になりやすいのはこのためです
禁煙1か月を過ぎると、痰や息苦しさが改善され、気管支が正常な状態に戻ります
5年も経過すると肺がんのリスクが低下します
実際にクリーンな状態に戻っているかは分かりませんが
             禁煙によって肺の機能は確実に回復していると言えるでしょう
喫煙による肺の中の汚れは、自然に代謝される分もあれば
   痰として出されるものもあるので、禁煙とともに少しずつきれいになると言えます

禁煙している肺は、時間とともに元の状態に戻っていきます
       ぜひ、キレイになった肺をイメージして、禁煙を続けていかれますように!

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