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恋人や配偶者を「相方」という呼び方、なぜ広まった?

「彼氏や彼女、配偶者を『相方』と呼ぶことに違和感がある」というネット上の投稿が話題に

「漫才コンビみたい」「普通に彼氏彼女と呼べばいいのに」などと疑問が噴出しています
恋人や配偶者のことを「相方」と呼ぶのはなぜなのでしょうか

2000年ごろ、オタクの人たちが使用
恋人や配偶者のことを『相方』と呼ぶ人は、今から20年前の2000年ごろにも
『オタク』と呼ばれる人たちを中心に少なからずいました
しかし、このように呼ぶ人が爆発的に増えたのは、『オタク』が世の中から
ネガティブに見られなくなり、存在が広く認知されるようになったから

「相方」と呼ぶ人が爆発的に増えた背景
『オタク』と呼ばれても大丈夫という人が増えたこと、リア充ではない生き方もあるということが
世間で広く認知されるようになり、あえて“所有物感”を感じさせない『相方』という呼び方が
多くの人の間で好感を持って受け入れられるようになってきた

『相方』と呼ぶ人が配偶者ではない場合、『今後、結婚するとは限らないけれど
一緒にいて協力し合える相方がちょうどいい』というライトな感覚から
漫才コンビのように、普段は付かず離れずでいながら
いざというときは、相手をしっかりフォローするという関係がちょうどいいと感じている

フェミニズム信仰や恋愛至上主義などではない
ある意味普通の女子が『相方』と呼ぶ傾向があります
『主人』『パートナー』『ボーイフレンド』など何かしらメッセージが込められた呼び方には
古くささと、強い違和感を覚えるからです
使う年代は20~40代と、どの世代でも使い始めるのには恥じらいがないようです

関西地方では漫才文化が深く浸透しており、『相方』と呼ぶことに
抵抗がないように思われがちですが、むしろ嫌悪感を持たれることが多い
漫才をきちんとした文化だと認識しているからこそ
漫才のコンビでもない相手を『相方』とは呼ばない
漫才を数あるエンターテインメントの一つと捉えている
関東の人の方が、『相方』と呼ぶ傾向があります

ネット上では『相方』と呼ぶことに否定的な声が多いと感じますが
これはそもそも、『相方』と呼べる相手がいることに対するねたみの気持ちもあるのでは?
事実婚、週末婚、別居婚など結婚や恋愛の選択肢が増えていく中で
『相方』は今の時代にマッチした関係をよく表しています

フェミニズムが盛んに叫ばれた時代から、相手のことをどう呼ぶかは大きな問題でした
例えば『パートナー』と呼ぶだけで、特に言及しなくても呼び方にその人の思想が表れるから
相手の呼び方はとても大事
二人の間だけの呼び名、外に対する呼び名
また、時と場所を使い分けながら関係を深めていきましょう



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